まなぴのまなび

アラサー専業主婦が主婦生活、家づくり、趣味などについて書いていきます

注文住宅向きの人、建売住宅向きの人

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家が欲しいと思ったとき、おおまかに2通りの入手方法があります。

自分で家の間取り等を決めて注文住宅を建てる方法と、すでに完成している建売住宅を購入する方法です。

今回は、注文住宅と建売住宅それぞれの特徴、メリット・デメリットを書いていきます。

注文住宅の特徴

注文住宅は、すべて自分たちで設計して家を建てます。

しっかりと要望をまとめ、担当と打ち合わせることで望みどおりの家に近づけることができます。

注文住宅のメリット

細部までこだわれる

注文住宅は自分たちの希望を担当に伝えることで、限りなく理想の家に近づけることができます。

上手に業者を選ぶことができれば、細かいところまでこだわった家を手に入れることができます。

オンリーワンの家を作れる

注文住宅では、細かいところまでこだわった家を作ることができるので、他にないオンリーワンの家を作ることができます。

オリジナリティーあふれる特徴的な家を作りたい場合、注文住宅にするべきです。

注文住宅のデメリット

値段が増えがち

家を建てる上で最も安く建てる方法は、シンプルで住宅商品の標準内で建てることです。

注文住宅でも商品の標準内に収めれば最小限の費用で家を建てることができますが、オプションをつけたり変わった構造の間取りを取り入れると、取り入れるごとに値段が加算されていきます。

打ち合わせする中で良いアイディアが浮かぶと値段が増えがちになります。

時間がかかる

注文住宅で家を建てるためには、何回もの打ち合わせを担当と重ねます。

とにかく家づくりは決めることが多いです。

そのため間取りを決め、着工し、家に住み始めるまで時間がかかってしまいます。

注文住宅に向く人

 

  • こだわりがある
  • 時間をさける

ならば、注文住宅にすることをおすすめします。

注文住宅は、それこそ建具の材質から壁紙の模様、屋根の裏側まですべて自分たちで決めます。

打ち合わせの回数は多くなりますが、苦労する分完成した時の愛着はひとしおです。

我が家も一年以上かけ注文住宅で家を建てました。

その間は情報収集や打ち合わせで本当に大変でしたが、完成した家を見て大変さは吹き飛びました。

建売住宅の特徴

建売住宅は、完成した家や建設中の家を購入して手に入れるものです。

家を建てるための打ち合わせがないので、入居まで時間がかからないのが特徴です。

建売住宅のメリット

すぐ入居できる

既に完成している建売住宅を購入すれば、時間のかかる間取り決め等の打ち合わせを省略できるので、すぐに新しい家に入居することができます。

すぐに新しい家に入居し生活を始めたい人には建売住宅がお勧めです。

完成品を見られる

注文住宅は、図面上でどんな家を建てるか決め、契約をしたあと家を建て始めるので、完成した家をイメージしづらいところがあります。

しかし建売住宅ならば、既に完成した家を下見した上で購入を決めることができます。

実際のその家での生活をイメージし、使い勝手などをチェックしてから家の購入を決めることができます。

お値打ち価格の家を変えることがある

建売住宅は、一定期間買い手が見つからないなどの理由で価格が通常より下がっている場合があります。

また、立地や構造の理由で注文住宅ではありえないような値段で売られている場合もあります。

安く売られている建売住宅の問題のある部分が許容範囲内で全く気にならないような最高の巡り合わせの家を見つけることができれば、すごくお得に家を手に入れることができます。

建売住宅のデメリット

オーソドックスになりがち

建売住宅は、多くの人の購入の対象になるよう万人受けする無難なデザインのものが多いです。

外観も似通ったものになりがちです。

価格を抑えるために、シンプルな造りになっている傾向もあります。

基礎や内部が見れない

建売住宅は、すでに家が完成しているので、基礎や内部構造を見ることができません。

心配性な人は、「手抜きされていないか」など気になってしまうかもしれません。

建売住宅に向く人

建売住宅に向く人は、家は欲しいけど家づくりに充てる時間がなく、こだわりがあっても世間一般の範疇に収まる人です。

メリットでも書きましたが、建売住宅は購入する住宅が決まれば比較的早く住み始められることが魅力です。

ウォークインクローゼットが欲しいとか絶対にリビング階段が良いというようにこだわりが一般的なものであれば条件を満たした家をきっと探すことができます。

しかし、建売住宅の場合、建物だけで決めればいい訳ではなく、建物が建つ場所も重要になってきます。

いくら希望どおりの建物とめぐりあっても、家が建つ場所が自分にとって最悪の所であれば、どうしようもありません。

最高の場所に建つ最高の家を追い求めると注文住宅以上に時間がかかってしまうこともあるかもしれません。

適切に条件の取捨選択ができる人に向いているのかもしれません。

各家庭に合った選択を

以上、注文住宅と建売住宅の特徴やメリット・デメリットなどについて書きました。

私たち自身は、特に家の購入を急いでいなかったので、注文住宅にしました。

注文住宅と建売住宅のどちらにすべきかは、それぞれの家庭の予算状況、時間の有無、好みなどにより変わってきます。

事情を考慮したうえで、最適なほうを選択してください。